ニック・マッカーティ著『ローマ帝国と皇帝たち』は絵解き世界史シリーズで面白い。
難しい本に慣れていない私にはすらすら読める。
ローマ帝国衰亡史の著者 エドワード・ギボンは『全ての帝国は、そこからの衰退は必須である絶頂点に達するが、崩壊の中心にいる人々は、たいていそれに気づかないものだ』と言っている。
原子力村も狡猾な政治的陰謀を繰り拡げる温床となり、官・民・学による原子力村結社により安全よりも『村』の利害を優先させ道徳的堕落に陥り、今日を迎えたといっても過言ではない。
福島原発事故はいいきになっていた原子力村の犯罪である。
裁けるか、否か、それが問題。