大阪地裁で実体のない障害者団体『凛の会』に郵便料金割引制度の適用を認める偽証明書を作成したとして虚偽有印公文書作成・同行使罪に問われた村木厚生労働省元局長の判決は無罪となった。
判決後村木元局長は
『してもいないことを認めてしまう原因は孤独や絶望だ』と語り、支援者に感謝した。
密室で容疑者を追い込み脅かし、孤独や絶望に追い込むのは検事の常とう手段。心理的弱みにつけこまれ、やってなくても、その場の苦しさからただ開放されたく検事調書に署名する可能性がある。
検察が予測される控訴断念についてコメントを出すとき、捜査に違法性はなかったと往生際の悪い内容になるだろう。検察のレベルを知る機会となる。