2009/8/12 中日新聞によれば衆院選公示(18日)まで11日で残り1週間。民主党の政権交代への勢いが鮮明になる中、自民党の大物議員が各地で苦戦している。
その象徴、石川2区(石川県小松市や加賀市など)は14回目の当選を目指す元首相森喜朗さん(72)に、河村たかし名古屋市長の元秘書田中美絵子さん(33)が挑む構図。本紙の世論調査で接戦となっている。
河村市長とニアミスして会場入りした森さんはこの日、1000人の女性を前にこう田中さんを皮肉った。
「スタイルが良く、若い女性だから担がれた候補。将来の勉強のために出る人を選んでいる余裕はない。
すぐ働ける人を選ばないといけない」という元首相としての実績とプライドと品格を捨ててのお粗末な演説。
安倍元首相もドブ板選挙を展開している。
いかに元首相といえども苦戦しているかが窺える。それほど政権与党は今までの不作為の罪に対して言い訳が立たない状況にきている。
国民は政権与党が思っているほど馬鹿ではない。